First Stand

人生の棚卸しからの仕切り直し

いつもネガティブが聞こえる

今年の目標は”スーパーポジティブ”とした。毎年、適当な目標を適当なタイミングで立てている。適当に立てる割には、適当だからこそ、だいたい振り返ると目標達成してたりする。年によって、具体的なものもあれば、観念的なものもある。それで、今年の目標はというと、すごい今までにないくらいの挫折。目標未達。目標として不適切。

ここ最近、己のコミュニケーションを振り返るという作業をしていて、改めて気づいた。自分、ネガティブすぎだろ。ビックリした。私は根暗です、許されるならずっと引きこもっていたいです、休みの日は本当は1日家でゴロゴロ寝ていたいです、インドアというかインベッドです、死んだように寝たいです、私を放っておいてください、さがさないでください。こういうことよ。

そんな根暗でインベッドな私がなんとか社会生活をしようってことなので、まぁストレスたまるだろ。そして、いつも頭の中でネガティブが聞こえる。これは前から気づいてはいた。いつもネガティブが聞こえる。それは自分に向けられていることもあるし、他人に向けられていることもある。でも、とにかく何かの対象に常に批判が向けられているような感じがあった。

それが自分に向けば、自己嫌悪とか自分を責めるとか追い詰めるとかそういう感じで、そこに人がいれば、すごく申し訳ない気持ちになる。逆に、それが自分以外の誰かに向けば、単純に他者批判になる。このとき、申し訳ない気持ちからは開放されるが、どこかでいつまた自分が批判されるんじゃないかっていうような、そんな不安がある。だれも批判なんてしてないのに。

だから、このときも他者を批判しながら、自分にも後ろ指を指しているような気がしている。この批判の元は、自分に向くか他者に向くかというベクトルの違いを除けば、本質的には同じもので、批判がどこに向こうが常に私は自己否定をしているのでは、ということになんとなく、なりそうな…おう。お、おう。大丈夫か、わたし。

いつも、ふとしたときに思う。”わたし、大丈夫かな”という感じ。自己を批判しながら毎日を過ごすのはきついよ。そして、人を批判しながらもきつい。そのうち無駄にイライラするだけ。少し前の私はそうだった。頭の中がぐるぐると批判でいっぱい。他者への批判なのか自分への批判なのか。とにかく頭の中が消耗していたし、不健全な気はしていた。

病気になって休んだ間、その怒りの矛先を向ける他者との関りも極端に減り、怒りのエネルギー減って、批判するような火種から解放されたところがあると思う。毒が抜けたというか。易刺激的だったけど、ちょっと閾値が高くなったというか。そこで、同じようなことを繰り返さないためにどうしたらよいか。今のところ、マインドフルネスとかいいのかなと思っている。

頭の中で繰り返されるその批判の声。すべてを否定するほどの勢いで、それ相手してたら身動き取れなくなるわ。その聞こえてくるネガティブはもう存在しないのに、根っこ染み付いてるっぽい。そこに囚われてしまうと、自分で自分をダメにする。そしてダメなると更にその声に囚われるという悪循環。すごい。結構威力あるかも。