First Stand

人生の棚卸しからの仕切り直し

自分のネガティブさに気づいたら、少しネガティブが減った

ここ最近の振り返りの甲斐あって、自分のものっすごいネガティブさに改めて気づいたところである。なんとなくそんなような気はしてたけど、こんなに性根から否定的だとはおどろきだ。こういうのを無意識っていうんだろうね。自分が意識が届かないところ。無意識なのに、なんか繰り返す観念。でも、その無意識も気づけば意識。

無意識化にあった、己のしつこい自己否定感にもおどろいたんだけど、またさらにひとつ発見なのが、それに気づいたら、なんか自己否定感が影をひそめた。不思議だ。自分の中で、常に何かを否定する繰り返す観念の元凶みたいなのがあったと思う。それにこの度気づいた。気づいたら、なんだかその内側からわき上がる否定感みたいなのが減少した。前は次から次へとネガティブがあふれ出て、垂れ流していたのにね。

カウンセリングでは、内省を深めていくことによって、これまで無意識化にあったところに気づくという作業がある。それによって、囚われていた考えから解放されたり、どうにも身動き取れなかった自分から、少し距離をおき俯瞰して見れたりして。自分を掘り下げて、内省して、向き合うことで、自分から少し離れて楽になれる。そんな作業だと思う。

そんなカウンセリングの話を聞いたことがあった。え、気づくだけで楽になんの?って思ってたけど、ちょっとだけ楽になるね。またひとつ、自分の心の中に刺さっていたトゲが取れた感じ。だいぶ取ったはずだけど、まだもう少し残ってる感じ。自己を否定するメッセ―ジを受け取り続けた結果、それが自分の中にこびりついてるんだろうね。それが世界を受診するレンズになってるんだろうなと。頭では理解している。

忘れたはずなのに、ふとしたときに思い出すような苦い記憶とかあるもんね。そういうのって、普段は影をひそめてるんだけど、何かのキッカケで急に意識の上にのぼってくるじゃん。超ビックリするよね。それだけでもなんだか気分悪いのに、きっと普段から意識の手前で、その苦さが自分の中にしみこんでる。毒出ししても、すぐに全部の毒が抜けるわけじゃないからねん。デトックスも長期戦なのである。